カラコン裏表の見分け方はこれでカンペキ!
カラコンのレンズには、実は裏と表があるというのはご存知でしょうか。一般的に、着色面が「表」、眼球に触れる部分が「裏」とされています。 裏表がある、となれば「間違えてしまったら」と不安に思ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、裏表の見分け方から、間違えてしまった時の対処方法、間違えないためにはどうしたら良いのか、について紹介します。裏と表の見分け方を知って、正しく安全にカラコンでのおしゃれを楽しみましょう。
カラコンの裏表の見分け方
参照:http://xn--lckq5npb2751cgkqml4d.biz/entry9.html
カラコンの見分け方には大きく分けて、4つのコツがあります。難易度が軽く、そしてリスクの少ないものから順を追ってご紹介します。
カラコンの裏表の見分け方1: 指先に乗せてフチをよく見る
参照:http://xn--lckq5npb2751cgkqml4d.biz/entry14.html
カラコンを指先に乗せて、真横から見てみます。
正常…眼球にフィットするように、全体的に丸みを帯びたお椀のような形になっている
裏返し…フチの部分が反り返り、眼球にフィットしない形になっている
ケースから取り出したレンズは、通常であれば「正常」の状態になっています。しかし、裏表の形状をきちんと知っておくためにも、装着前に正常の形をよく覚えておくことをおすすめします。
カラコンの裏表の見分け方2:柄・色の濃さで確かめる
参照:http://joshiryoku-gokui.com/colorcon-select
カラコンの表裏は、着色面が表、目に直接触れる面が裏、になっています。そのため、くっきりはっきりと模様がついている面が「表」なのですが、見慣れていないと一度見ただけでは分かりづらいです。
そのため、事前に「正しい状態」の色を先に覚えておくことがコツです。何事も無く正常にケースから取り出した時の色を覚えておくことで、逆かもしれないと思った時に、判断ができるようになります。
カラコンの裏表の見分け方3:レンズについている文字や数字で確かめる
参照:http://4.bp.blogspot.com/-7T-JzvxK5y0/UNO15R_x8oI/AAAAAAAAIvY/q6WNM45XVhE/s1600/number_1.png
メーカーにもよりますが、レンズのフチ近くに英文字や数字が小さく記載されていることがあります。文字・数字が正常に読める側が印字面であり、表(目に触れない表側)です。文字はごく小さいものであり、印字の有無もメーカーによって異なります。そのため、この確かめ方だけに頼るのはおすすめしませんが、ひとつの目安として覚えておきましょう。
カラコンの裏表の見分け方4:レンズをつまんでみる
参照:http://xn--ecknd1a6i8htcy688aqxzapo1e.com/?p=6
親指と人差し指の先でレンズの真ん中をそっとつまみ、フチ同士をくっつけるようにして優しくつぶしてみます。その際、きれいに丸まれば正常、きれいな円形にならずに外側を向いて反ってしまえば裏です。
しかしこの方法は、レンズに負担をかけてしまう可能性があります。つぶす時はあくまでもやさしく、ほんの少し程度にすることを心がけてください。また、装用前には爪を短く切り、手を洗って清潔にすることが大事です。レンズに傷や汚れをつけないように気を付けましょう。
カラコンの裏表、なぜ間違ってしまう時があるの?
参照:http://xn--t8j4aa4n2hvb6xvc5178bo6r.net/karakon-uraomote/
カラコンのレンズは、ごく薄くてやわらかく、デリケートなものです。それだけに、ほんのちょっとした原因で裏と表が逆転してしまうことがあります。取り出してからは、丁寧に扱うようにしましょう。
カラコンの裏表を間違ってしまったらどうなるの?
参照:http://ladyeye.jp/summary/17/
裏表を間違えて装着すると、違和感を覚えることが多くあります。装着時の痛み、それから装着している時や、まばたきをした時にも、ゴロゴロとした痛みを感じます。カラコンをはじめ、コンタクトレンズにはすべて、眼球のカーブにあったBC(ベースカーブ)があります。裏表を間違えて装着してしまった場合、目にぴったりフィットしないので、外れやすくなったり、ずれやすくなったりします。
特に、まだコンタクトレンズに慣れていないうちは「このくらいの痛みはよくあることだろう」と我慢してしまうことがあります。その痛みに慣れてしまうと、大きな問題につながる可能性が出てきてしまいます。「何か少しでも違和感があった場合は外す」を、初心者のうちから心がけておくと良いでしょう。
カラコンの裏表を間違ってしまった時の対処方法
まずはすぐに、カラコンを外します。そして、痛みを感じた場合はすぐに眼科にかかるようにしてください。そして、目の表面に傷がついていないかどうか、検査してもらいましょう。
また、裏表を間違えて入れてしまった場合、そのまますぐに裏返してもう一度使用するということはしないようにしてください。一度装着したレンズの表面には目の汚れやゴミが付着していることがあります。取り外したあとに洗浄液でクリーニングしてから装着しなおすようにしてください。
まとめ
裏 表
参照:MITUNOLENS FOREVER (https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000064)
カラコンの裏表を間違えずに入れるためには、「正常な状態の表と裏の色・形状の違いを知っておく」ことがまずは大切です。そして、メーカーによって異なるものも多いため、取扱説明書がついていれば、装用前に必ず読んで確認をしてください。そして、何かあればすぐに病院に行く・無理をしない・間違えたものを再利用しないことを心がけることが大事です。