カラコンが痛い!まずチェックすべき5つのポイント!
参考:https://hb-l.net/sore-eyes/
カラコンを装用している時に、目が痛くなってしまったことはありませんか?カラコンは、目にとってはあくまでも異物です。そのため、きちんとした下準備と知識・ケアを怠ると大変な疾患を招いてしまうこともあります。そんなことにならないためにも、痛みが出てもほうっておかないように心がけましょう。
ここでは、痛みの代表的な原因と、それらの対策についてご紹介します。
カラコンで痛みが出たら要注意!
参考:https://kuru-satei.com/kuruma_ikkatsu/ikkatsu008.html
カラコン装用時の痛みには、さまざまな原因があります。日常的によくあるものから、目にとって重大な疾患となってしまう可能性があるものまで幅広く、痛みの程度もそれぞれに異なります。
しかし、よくある痛みとはいっても「痛み」である以上、目に異常な事態が起きていることに、変わりはありません。チェックポイントを5つご紹介しますので、痛みが出てしまった時、すぐに対応できるようにしましょう。
チェックポイント1 ゴミ・汚れ・まつ毛・疲れ目による充血で目が痛い
参照:http://gannatu45.seesaa.net/article/426231690.html
カラコンに限らず、コンタクトレンズを装用している時に、一番よくある原因です。
- ・ゴミやまつ毛など、何らかの汚れが入ってしまった
いったんカラコンを外して、目薬や目の洗浄液などで眼球をきれいにします。この時、指先で直接眼球に触れて、ゴミやまつ毛を取り除くことは避けましょう。眼球を傷つける原因になります。
レンズが汚れていれば、洗浄液できれいに洗い、目の充血や痛みが引いてから再度装着してください。
- ・疲れ目による充血
レンズを外して、できるだけ目を休ませるようにしましょう。ホットタオルで目の周りの緊張をほぐすなどして、充血がおさまったら再度装用しても良いですが、連続装用時間を短くするなどの工夫をしてください。
チェックポイント2 ドライアイで目が痛い
参照:http://www.santen.co.jp/ja/healthcare/eye/eyecare/eyelotion/
ドライアイ・乾燥による目の痛みには、こまめに目薬をさすことで対応します。また、装用時間の短縮、装着液を丁寧につける、という対応を取ることもおすすめします。目薬は、防腐剤の入っていないものや「コンタクトレンズ用」を選ぶようにしてください。
カラコンは酸素透過性が通常のコンタクトレンズよりも低いものが多く、目への負担が大きいものです。そのため、もとも重度のドライアイ症状がある人には、カラコンの装用は不向きです。
ドライアイの程度を知るためにも、装用・購入前に眼科で診断をしてもらうことをおすすめします。
チェックポイント3 装用方法に問題があって目が痛い
参照:http://happy-memo.com/contactnikizuga/
装用方法のトラブルでも、目に痛みが発生することがあります。
- ・レンズが裏返しになっている
カラコンには裏表があり、ほんの少しの原因で裏返しになってしまうこともあります。その際は、目のカーブにフィットしなくなるため、痛みが生じます。装着する時は、急がず慌てず、レンズの表裏を確認してから丁寧につけるようにしましょう。
- ・レンズに傷をつけてしまった
爪がのびている時に起こしやすいトラブルです。取り出しから装着まで、慣れないうちは爪を短く切り、焦らずゆっくりと取り扱うようにしてください。
チェックポイント4 BC・サイズが合っていなくて目が痛い
参照:http://xn--t8j4aa4n2hvb6xvc5178bo6r.net/karakon-base-curve/
カラコンには「BC(ベースカーブ)」という数値があります。BCとは、眼球のカーブ具合のことで、これは人それぞれに異なります。自分に合ったBCのカラコンを装着することが、まず重要なポイントです。
BCは自分で測ることはできません。そのため、コンタクト処方を受け付けている眼科で測定をしてもらうのがベストです。BCだけではなく、ドライアイの診断・その他カラコンを装用できる目かどうかの診断もしてもらえます。
また、先ほどご説明したように、カラコンは通常のレンズよりも酸素透過率が低いものが多いです。そのため、レンズが大きくなるほど目は酸欠状態になりがちです。カラコンに慣れないうちから大きめのレンズを選ぶことは避けて、できるだけ負担の少ないものから慣らしていきましょう。
チェックポイント5 眼球・目の周りに何か問題があって目が痛い
目を強くこすってしまった、レンズを正しく入れなかった、爪でひっかいてしまった、などの原因による「眼球に傷があることによる痛み」の他、アレルギーや、結膜炎・ものもらいなどの疾患などがこの項目にあたります。
ほんの少しの痛みに慣れてしまうと、その痛みを放置することに繋がり、重大な問題を引き起こす可能性があります。普段とは違う痛みを感じたら「無理をせずにまず眼科」を心がけるようにしましょう。
定期的な眼科検診を忘れずに!
参照:http://xn--lckq5npb050z2ncuszjl2c.jp/?p=59
カラコンは、目にとって負担となるものです。楽しむためには正しく、そして適切に使用することが大事です。そのためには、目の状態をきちんと把握するために、定期的に眼科に行くようにしましょう。何かあった時にすぐに相談ができる、かかりつけの眼科があると安心できます。
まとめ
参照:MITUNOLENS SIO COLOR LIZZY (https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000430)
カラコン装用時の目の痛みは「こんなものだろう」とほうっておいても良いことはありません。痛みに慣れてしまうことで、目にとって重大な疾患を招くきっかけになる可能性もあります。
取り扱いは丁寧に、そして使用法をよく守り、眼科に定期的に通うことが大切です。
カラコンライフを安全に楽しく過ごすためにも、目に痛みが出た時は、決して無理をしないことを心がけましょう。