いまさら聞けないカラコンの選び方
参照:MITUNOLENS MACARON(https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000513)
色や大きさ、見え方やデザインなど、カラコンの種類にはさまざまなものがあります。それだけに、何を基準にしてどれを選んだらいいのか分からない!ということになってしまいがちです。ここでは、カラコン選びをする時の基本的なチェックポイントをまとめています。自分なりの選び方の基準を知って、お気に入りのカラコンを見つけるために役立ててください。
カラコン選びってむずかしい?
いざカラコンにチャレンジ!と思っても、「どれにしよう…」となってしまうことが多いのは、種類が豊富なことならではの悩ましい問題です。しかし、自分なりにいくつかこだわりを持ち「これは譲れない」「こうなりたい」というポイントを絞れば、ある程度選択の範囲を絞ることができます。
カラコンを選ぶときのチェックポイント
カラコンを選ぶには、いくつかのチェックポイントがあります。店頭やwebサイトでカラコンを探すときにも、これらのチェックポイントを確認し、優先順位をつけることで、ぐっとお目当てのレンズを探しやすくなるのです。
カラー
参照:MITUNOLENS TA204(https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000461)
「カラーコンタクト」の名のとおり、カラコンのレンズの色にはさまざまなものがあります。瞳の色になじむナチュラルなものから、ハーフ顔、非日常な顔など、色による印象の変化が楽しめます。どのような自分になりたいのかを決めたら、以下のようなチェックポイントで絞っていきましょう。
- ・自分の顔やメイク・ファッションに似合っているか
ナチュラル系であれば、普段の自分の瞳やメイク、服装と合っているのかを考えます。少し盛りたい、変身をしたいというときには、その状況を想像し、発色や見え方をチェックするようにしましょう。
- ・ネットの口コミをチェック
購入・使用した人の口コミ情報を見てみましょう。思ったよりも色が薄かった、濃かった、など、商品紹介ページでは分からなかった生の声が分かり、参考になります。SNSで商品名を検索してみるのもいいですね。
- ・実際に使っている友達から情報をもらう
友達がしているカラコンをいいなと思えば「どこで買ったの?」と直接聞き、情報を集めれば確実です。人それぞれに瞳の色は異なるので、友達が使っているそのままの色になるとは限りませんが、装用感やケアの仕方などの参考になります。
デザイン
参照:MITUNOLENS ISUUE BROWN(https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000090)
フチの有無、繊細な模様が入っているなど、デザインによって瞳の印象は大きく変わります。それだけに、カラーと同じく「自分をどう見せたいのか」「着けることによってどう見えるのか」をよく考えてデザイン選びをしましょう。
- ・利用シーンとデザインがマッチしているか
メイクと同じく、TPOに合ったものを選びましょう。厳格なオフィシャルな場、華やかなパーティ、プライベートなシーンなど、その場に合ったレンズ選びをすることが大事です。
- ・なりたい自分のイメージとマッチしているか
ハーフ顔になりたい、ほんの少しだけ瞳を大きく見せたい、などのイメージを固めてからレンズ選びをすれば、効率よくお目当てにたどり着くことができます。その中でもしも、イメージと違っても気になったものがあれば、それは次回のためにチェックしておきましょう。
- ・装着レポをネットでチェック
実際に装着してからしか分からないことは、口コミや使用感想のレポートをネットでチェックするのが便利です。商品の感想ページやSNSなどで情報を集めて、生の声を聞くようにしましょう。
- ・店舗で実物をチェック
実店舗に足を運べるのであれば、実物を見てみるのが一番です。ネットでは分からなかった、光の違いによる色の見え方などが分かるほか、分からないことをお店の人に質問できます。
- ・着色直径
目を大きく見せるのは、レンズの直径ではなく着色直径です。着色直径が0.1mm~0.3mm変わるだけで顔の印象は変わります。どのくらいの大きさにしたいのか決めれば、着色直径を絞ってレンズを選ぶことができます。
着色直径について詳しくはカラコンの着色直径って何?初心者にも分かりやすく解説を参考にしてください。
- ・サイズ
レンズの直径(DIA)は、着色直径と違って見た目の違いには影響しません。しかし、レンズが大きくなればそれだけ目を覆う範囲が大きくなるので、レンズの素材によっては目が酸欠状態になります。着色直径とともに、DIAも確認するようにしましょう。
サイズの選び方について詳しくはカラコン初心者のためのわかりやすいカラコンサイズの選び方を参考にしてください。
レンズそのものの機能
参照:MITUNOLENS BEAUTY EYE(https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000249)
色やデザインの他「どのようなレンズであるのか」もカラコンを選ぶ大切なチェックポイントです。特にこの項目は「目」にとって大切ですので、選ぶ最大の基準ではなくとも知識として知っておくことをおすすめします。
- ・度数・乱視の有無
おしゃれアイテムであるカラコンにも、通常のコンタクトレンズと同じく「度あり」「乱視用」があります。普段から度あり・乱視用を装着している人は、眼科で、どの度数のものを選べば良いのかよく相談をしましょう。
カラコン度数について詳しくは初心者でも3分で分かるカラコン度数の選び方を参考にしてください。
- ・使用する期間・時間
カラコンは、レンズに着色をしているので、普通のコンタクトレンズよりも酸素を通しにくいものが多いです。そのため、長時間装用をしていると目に大きな負担がかかります。数時間ならOKのものや、長時間の装用ができるタイプなど、シーンに応じて選んでください。
- ・含水率
含水率とは「レンズがどれだけ水分を含んでいるか」を示す数値です。含水率の高いレンズは、多くの水分を含むので着け心地が良いですが、その代わり、乾ききってしまうとまた潤うのに多くの水分を必要とします。そのため、目が乾きやすくなるのです。
しかし「含水率が低ければ良いのか」といえば一概にそうではなく、素材やメーカーの品質によって異なるため「含水率と素材」に注目してレンズを選ぶようにしましょう。
- ・レンズの素材
新しい素材として注目されているのが「シリコーンハイドロゲル」です。これは、従来の素材と比べて酸素透過性が数倍高くなり、角膜への負担がとても低くなっています。できるだけ目に負担をかけない、良い素材のレンズを選ぶことをおすすめします。
レンズの製法
カラコンの製法で主流なものは2種類あります。薄く仕上がり見た目が自然な「キャストモールド製法」と、色のついた面を挟み込んだ「サンドイッチ製法」があります。製法にも注目をして、どのようにして作られたレンズなのかを知っておくことも大切です。
レンズのケア方法
カラコンには、ワンデーの使い捨てタイプと、マンスリータイプなど、使用期間が決められたものがあります。コストとケアの手間次第で、どのタイプを選ぶか決めましょう。
ケア方法を決めずに買ってしまうと、ケアの違うタイプのものを買ってしまい、用品がさらに必要になるなど余計な手間がかかってしまうことがあります。
それでも分からないことがあったら
これらのチェックポイントで絞ってもまだ悩む場合は、プロに相談をしてみるのが良いでしょう。できれば店頭に足を運び、悩みや希望などを伝えながらアドバイスをもらいます。ドライアイなどの症状がある場合には、どのようなレンズを選べばよいのか、コンタクト外来のある眼科医にアドバイスや指導を求めても良いでしょう。
まとめ
参照:MITUNOLENS FOREVER (https://www.mitunolens.com/home/product/detail.php?prdcode=G1000000021)
自分に合うカラコンを見つけるためには「どのようになりたいのか」「何を優先するのか」をいくつかしっかりと決めてから選ぶことが、近道となります。価格だけ、話題だけといった一つの要素で飛びつくことなく、じっくりと選んで、納得のいく自分だけのお気に入りカラコンを探しましょう。